愛知県立刈谷東高等学校 通信制課程
(1)「初志貫徹」を校訓としています。15歳から70歳代までの幅広い年齢層の人たちが,助け合い,励まし合って学校生活を送っています。
(2)本校通信制課程は,「仕事や家庭の都合等で毎日は通学できないが,高等学校の卒業資格を得たい。生涯学習のために学びたい。」という人のために,面接指導,添削指導及び試験によって、高等学校普通科の通信制教育を実施しています。卒業資格は,高等学校全日制課程と同等です。高等学校の専門学科を卒業した人も入学することができます。
(3)正規面接指導は,月に2回〜3回,年間に27日〜30日(面接授業18日,定期試験4日,学校行事等5日〜8日),主に日曜日に実施します。
また,特定の火曜日(年9日),金曜日(年7日)、土曜日(年2日)に正規面接指導の欠席者を主対象に補充面接指導を実施します。
(4)学習内容は,高等学校全日制課程の普通科とほぼ同じです。
登校しない日は,教科書や学習書をもとに自宅で勉強し,主に学習課題(レポート)を作成します。レポートは,週に2通〜3通,年間におよそ60通を提出し,添削指導を受けます。
(5)修業年限は3年以上です。日曜日の正規面接指導に出校するだけの方法では4年以上かかりますが,本人の努力により,本校通信制課程内での併修(補充面接指導に出席)や
高等学校卒業程度認定試験(高認)の合格科目の単位認定等によって,3か年で卒業することもできます。
(6)現在高等学校に在籍中で単位修得見込みの人や過去に高等学校に在籍して単位を修得した人は,本校通信制課程の相当学年に転入学・編入学をすることができます。
ただし,この場合は,新入学とは別の手続きが必要です。
(7)高等学校定時制課程に在籍する人には,本校通信制課程で一部の科目を履修し単位を修得する「定通併修」の制度があります。これにより在籍高等学校を3か年で卒業することができます。
(8)高等学校に正規に入学する資格のない人は,特科生として入学でき,希望する科目(単年度5科目以内)を受講することができます(単位の修得や高等学校卒業資格の取得はできません)。